フィリピンの食事はフォークとスプーン

5年前私がフィリピンに住みだした頃、一番慣れなかったのは食事の時のフォークとスプーンです。
日本にいた頃、洋食のフルコースでテーブルの両側に置かれたナイフとフォークを外側から選びながら食べた覚えはありますが、最初のフィリピンでの食事の際に料理のそばに置かれたスプーンとフォークには正直戸惑いました。

右手でフォークを持つべきなのか、それとも左で?
自分なりに機能的な使用法を想定しならが色々試してみますがどうもうまくいきません。
第一日本人はご飯をいただくときには、左手でおちゃわんを持つ習性があるので尚更です。

結局、となりに座った妻のやり方を観察することにしましたが、右利きの人は右手にスプーンを持ってご飯やスープを食べ、左手のフォークは主におかずを取るのに使うようです。

フィリピンは、昔スペインやアメリカに長年にわたって統治された経験からその文化や習慣は多国籍です。
一般家庭での料理は肉や野菜の煮込み料理が主流で、味付けは中国料理の影響を強く受けています。
そして食事の時に使う道具はおはしではなく、フォークとスプーン。

年配の方は東南アジア風に手づかみで食べる人もいます。

私はこの後も日本とフィリピンの常識や文化、そして生きていくことに対する考え方の違いにしばらく翻弄されましたが、その話はまたの機会に・・・。

ところで最近私の友人が日本から遊びに来て、現在の私の様子を見てこう言いました。
「おまえなんだか、フィリピンの人みたいだなあ」

なんだか嬉しいやら悲しいやら。